ブラキシズムについて
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歯ぎしり・食いしばりから
歯を守る歯ぎしりなどを総称してブラキシズムと呼びます。
誰かに指摘されたことがある人もいると思いますがほとんどの方は無意識のうちにされています。 歯が欠けた、歯が割れた、歯がしみるなど様々なトラブルを引き起こすことがあります。

ブラキシズムは歯周病を悪化させる原因の一つです。
また歯根破折といって根が割れてしまうことも珍しくありません。歯を失う原因は、虫歯や歯周病だけではありません。ブラキシズムまで「みる」必要があると思っています。
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問題のある歯
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健康な歯
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歯の異常が出る前にアプローチ
歯が割れる・大きく欠ける・被せ物の破損など大きなダメージが出る前にアプローチすることが大切です。
ブラキシズム対策
マウスピースを入れるだけで歯を守る効果はありますが歯ぎしり防止装置ではありません。
全ての患者さんが治るというわけではありませんが患者さん側が生活週間や睡眠を改善し、
自分自身で認識することでブラキシズムが減ることがあります。
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スプリント(マウスピース)
型取りをして作ります。数週間おきに使っていただき調べていきます。ほとんどの方が良くなっていきます。
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睡眠・生活週間の見直し
原因を一緒に考えていきます。日中、就寝中、と段階別にトレーニングしていきます。

ほとんどの方はブラキシズムの自覚はなく、他人に指摘されて気がつくことが多いです。
ふくもと歯科医院では診査・診断の際に全ての患者さんに「ブラキシズム」の問題がどの程度出ているか調べております。
問題がある方、今後トラブルが予測される患者さんには対策をすることを推奨しております。
顎関節症
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現代病の一つとも
いわれています女性に多く発症する顎関節の問題ですが、噛み合わせが悪いからなるというわけでもなく、ブラキシズムや日常生活での様々な癖や精神的なストレスなどが複雑に絡み合い起こります。

口が開かない、顎が痛いなどの症状がよくある方はお気軽にご相談ください。
顎関節症はブラキシズムと密接な関係にあると思っております。
ブラキシズム治療と顎関節周囲の筋などへの保存療法を併用していきます。